公開市民シンポジウム

『ことばの壁を持つ患者さんの
医療通訳を考える』


平成25年2月3日(日)群馬大学医学部附属病院の刀城会館にて、公開市民シンポジウムを行い多くの方にご参加いただきました。

言葉の壁を持つ聴覚障害者や外国人患者が診療に訪れた際、言葉が通じず困ったことはありませんか? そして、群馬県に外国人患者に対する医療通訳ボランティアがいることを知っていますか。

そういった、医療通訳について知っていただくためのシンポジウムを行いました。



第1部 

◎厚生労働省における国際医療交流の取組

      講師 永田 翔 氏

               厚生労働省



◎群馬県の医療通訳制度について

       講師 小池 静江 氏 

          NPO・多文化共生推進課


◎医療通訳ボランティアのスキルアップを目的とした市民公開講座の開催

       講師 瀧澤 清美

      群馬大学医学部附属病院医療情報部
      NPO法人地域診療情報連携協議会


第2部 パネルディスカッション
 
◎これからの医療通訳

コーディネーター酒巻 哲夫 教授    群馬大学医学部附属病院医療情報部 
パネラー    沢田 貴志 氏     港町診療所 医師
        竹迫 和美 氏     IMIA(国際医療通訳士協会)日本代表
         寺嶋 幸司 氏     枚方市の医療通訳を実現させる会 手話通訳者
        原  美雪 氏     群馬県医療通訳ボランティア 医療通訳者
        川崎 佳栄子氏     群馬県医療通訳ボランティア 医療通訳者
        瀧澤 清美       NPO法人地域診療情報連携協議会 理事長



議題提供
◎医療通訳の必要性と効果
  
 誰がために通訳はある?

        沢田 貴志 氏

          MICかながわ理事
          港町診療所所長




◎米国の医療通訳事情

        竹迫 和美 氏

     IMIA(国際医療通訳士協会)
   日本代表

         
◎聴覚障害者の情報障害の
      現状と課題


        寺嶋 幸司 氏

      枚方市の医療通訳を実現させる会
    手話通訳者

         
◎群馬県医療通訳
   ボランティアの立場から


       原   美雪 氏
     川崎 佳栄子氏


       群馬県医療通訳ボランティア


◎NPO地域診療情報連携協議会の取り組み

        瀧澤 清美 氏

   NPO法人地域診療情報連携協議会
   理事長

         



お礼

大阪より遠隔にて参加して頂いた寺嶋さんには、シンポジウムの間、手話通訳をして頂きました。大変お疲れになったことと思います。
ありがとうございました。