第2回 IMIA国際シンポジウム

“ことばの救急車”を
情報弱者(外国人・聴覚言語障がい者)へ


日時:平成27年10月9日(金)
場所:衆議院憲政記念館講堂
参加者:205名
主催:IMIA日本支部
共催:NPO法人地域診療情報連携協議会


午前の部は、アメリカで医療通訳者のトレーナーをされている先生をお招きして、医療通訳基礎及び医療通訳上級のセミナーを行いました。
午後の部は医療通訳に関する講演が行われました。
当NPO法人は共催としてお手伝いをいたしました。



  IMIA(International Medical Interpreters Association)  
    日本語訳:国際医療通訳士協会



講演内容

第1部 セッション

1.
医療通訳基礎 Yoshie Ng(北京語・広東語CMI認定取得医療通訳者、専門トレーナー)
               ★講義は北京語⇔日本語同時通訳付き・手話通訳あり

2.医療通訳上級 Gi Eun Oh(韓国語CMI認定取得医療通訳者,専門トレーナー)
               ★講義は英語,同時通訳なし

第2部 セッション

◆基調講演 医療通訳者プロ化のためIMIAができること
               Juana Horton氏(IMIA会長)

●教育講演1「脳の仕組みからみた効果的外国語学習のコツ」 
         植村研一氏(日本医学英語教育学会創設者・名誉会長・医療法人社団秀和会クリニック総長・脳外科医)

●教育講演2「医師と医療通訳者への教訓:
           日本に住む外国人と訪日外国人に対する調査結果から〜」
          Julia Fortier(DiversityRx エグゼクティブ ディレクター)

●パネルディスカッション 
    “聴覚障がい者と外国人患者に対する医療通訳の必要性”

      座長 瀧澤清美氏NPO法人地域診療情報連携協議会理事長)
     話題提供者:Peggy Prosser(在日米国人ろう者)
           竹中勝信氏高山赤十字病院 副院長、岐阜大学医学部大学院 臨床教授)
     パネリスト:寺嶋幸司氏(手話通訳者)
               キム ナムユン氏(NPO法人名古屋ろう国際センター理事長,韓国手話通訳者,名古屋市認              定手話通訳者,日本語教師)

●講演 “情報弱者に対する医療通訳サービスを提供できる国を目指して提案”
                 浜田 和幸(参議院議員)

●アドボカシー賞授与
      井田 健氏
(公立甲賀病院・顧問、滋賀県多言語医療ネットワーク協議会代表)
アドボカシ:李 節子氏(長崎県立大学大学院 人間健康科学研究所教授)